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放射線科 松澤克哉技師が画論Y I A賞(ヤング イノベーション アワード賞)を受賞しました

更新日:2023年01月05日

 2022年12月18日(日)に、東京国際フォーラムで画論30th The Best Imageが行われ、当院放射線科 松澤克哉技師が画論Y I A賞(ヤング イノベーション アワード賞)を受賞しました。

 

松澤技師

松澤克哉技師

 

 YIA賞は35歳以下の技師を対象に、優れた発想工夫、今後の臨床応用、画像診断の将来的発展に寄与が期待される者に贈られる賞です。

 松澤技師は、キヤノンメディカルシステムズのCT、MRI、超音波装置を使用し、診断治療に必要な画像のクオリティや、被検者メリット、撮影技術の工夫、臨床的価値を総合的に判断し、全国500以上の施設の中から1.5T(テスラ)MRI部門で受賞しました。

 発表内容は、脊柱管狭窄症など脊椎疾患疑いで行われる造影検査のミエログラフィ検査が行なわれ、造影剤を脊椎の髄腔内に注入し、すぐにCT撮影を行うことで、脊椎や脊髄腔内の形態、病態等が分かるもので、この一連の検査をMRIにて完結させることを検討した発表内容でした。

 MRIは非造影でミエログラフィーのデータが得られるため、感染リスクがない非侵襲的な検査が特徴で、骨のイメージを撮影し2つのデータを融合させることで、ミエログラフィ後CT画像のようなイメージが得られることを可能にしました。

 

 軽井沢病院放射線科では、こういった日々の研鑽が、患者さんに還元されて、より良い検査画像を提供できるよう、今後とも取り組んで参ります。

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