世界に一つだけの「おくすりてちょう」~karuizawa hospital witout roof~プロジェクト Vol.1
更新日:2022年04月01日
この「おくすりてちょう」は軽井沢町に住むクリエイターが、ひとつひとつ手作りしています。
稲葉俊郎院長の発案により始まったプロジェクトです。
医療×アート×福祉のプロジェクトであり、文化や芸術、自然や生活と結びついた医療「屋根のない病院」の取り組みの一環です。
毎回異なるテーマによって描かれる世界で1枚しかないおくすりてちょう...
稲葉俊郎院長と、 RATTA RATTARR(ラッタ ラッタル)クリエイティブディレクターの須長 檀 氏の協力から生れました。
RATTA RATTARRのクリエイター(障がい者)が描いた多様で個性的なデザインとなっております。
稲葉院長をはじめとする、計5名の職員により始動しました。
おくすりてちょうを無償配布いたします。
シリアルナンバー入りで定期的にテーマを替え、RATTA RATTARR(ラッタラッタル)のクリエイターにより制作されます。
今回出来上がった500冊のうち100冊を令和4年4月1日(金)14時~16時の間および4日(月)14時~16時の間、軽井沢病院特設スペースにて無償配布いたします。
※先着100名様、お一人様1冊限定です。
※無くなり次第配布を終了いたします。
※残りの400冊につきましては当院をはじめ、町内の医療機関および保険薬局において、4月中を目途に順次無償配布いたします。
※今回に関しては無償配布となります。
※希望される方全員に届けていく予定ですが、全て手作りのため気長にお待ちください。
記念すべき初回となる今回のデザインで何を思い浮かべますか?
クリエイターに、あるテーマを投げかけ作成を依頼しています。
身近な方と想像を膨らませながら話してみてください。
配布に先立ち、令和4年3月25日(金)より、院内において先行展示しております。
※展示してあるものの中から1冊選んでいただきます。
人は誰もが世界にひとりしかいないかけがえのない存在です。ただ生きているだけで、ただ存在しているだけで、誰にも等しく価値があります。たったひとつの「いのち」を生きていることへの祈りを込めました。
軽井沢は「屋根のない病院(HOSPITAL WITHOUT ROOF)」として愛されてきた土地です。わたしたちの住む町の全体でお互いを助け合い、労わり合う素敵な町に。
「おくすり」は、必ずしも病院から処方されたものだけではありません。
身の回りの家族や友人から、あなただけの「おくすり」を書いてもらっても構いません。素敵な「おくすり」を見かけたら、「おくすりてちょう」のタイトルで、写真のメールを軽井沢病院までお送りください。病院HPでもご紹介させていただきます。
→(byouin@town.karuizawa.nagano.jp)(5MBまで)
ひとりひとりの人間や存在の多様性と豊かさ、かけがえのなさ。言葉で表現すると表現しつくせないことを、アートやデザインの力を借りて、軽井沢という土地から伝えていきましょう。
軽井沢病院 院長 稲葉 俊郎
・他のデザインの「おくすりてちょう」につきましては、こちらからご覧いただくことができます。
今後について...
(1)新たなテーマの「おくすりてちょう」が入荷しましたら院内特設スペースにおいて、展示いたします。
(2)詳細につきましては後日ご案内いたします。