検査科
更新日:2021年10月22日
検査科の紹介
職員数
臨床検査技師7名
職員の保有資格
超音波検査士(消化器、循環器、表在、健診)、認定輸血検査技師、認定救急検査技師、認定心電図専門士、NST専門療法士、二級臨床検査士
業務内容
採血・検体採取業務
検体検査:一般検査、血液学検査、生化学検査、免疫血清学検査、輸血検査
生理検査:心電図検査、超音波検査、肺機能検査、動脈硬化検査、聴力検査
微生物検査(外部委託)、病理検査(外部委託)
臨床検査について
臨床検査は、患者様から採取した血液、尿、便、その他の体液などを調べる検体検査と、心電計や超音波診断装置などの検査機器を用いて、直接患者様の身体を調べる生理検査の2つに大別されます。
私たち臨床検査技師は、医師の指示の下これらの検査を行い、診断・治療に必要なデータを迅速・正確に提供するよう努めています。
検査値について
“検査の値が高い、低い”といいますが、これらは「基準範囲」を基にしています。「基準範囲」は以前「正常値」と呼ばれていました。「基準範囲」とは、健常と思われる人を多数集めて検査を行い、この中の95%の人が入る検査値の範囲で決められています。つまり、100人を検査した場合には5人くらいが基準範囲から外れてしまいます。「基準範囲」は、あくまでひとつのモノサシと考え、自己判断やインターネットの情報に頼るのではなく、医師から結果説明を受けるようにしましょう。
当院検査科では、2020年11月23日より生化学・血液学検査の基準範囲は日本臨床検査標準協議会国内共通の「共用基準範囲」を採用しています。