病院改革プラン
更新日:2021年11月05日
病院改革プラン取り組み状況
軽井沢病院改革プランについて
当院においては、平成19年12月に平成21年度から平成23年度を計画期間とした「軽井沢病院改革プラン」を策定し、「経営効率化」「再編・ネットワーク化」「経営形態の見直し」の3つの視点から、公立病院として地域医療に果たすべき役割を十分に発揮できるよう、質の高い医療を安定的に提供できる体制を構築してきたところであり、計画最終年度である平成23年度時点においては一定の成果を上げてきたところです。
しかしながら公立病院においては、依然として医師不足によって医療提供体制が維持できない等の厳しい環境が続いています。また、人口減少や少子高齢化が急速に進展する中で、医療需要が大きく変化することが見込まれており、地域ごとに適切な医療提供体制の再構築に取り組むことが必要となってきています。
国・都道府県においても「持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律」(平成25年度法律第112号)に基づいた医療制度改革が推進されており、公立、民間病院を含めた各地域の医療提供体制の将来目指すべき姿を示す「地域医療構想」の策定も進んでいるところです。
このような状況の中、総務省より「新公立病院改革プランガイドライン」が公表され、公立病院においては、ガイドラインに基づく「新公立病院改革プラン」の策定を求められています。
当院においては、長野県の「地域医療構想」による佐久医療圏における将来像を考慮した上で、軽井沢町において質の高い地域医療を安定的、継続的に提供できる体制を維持していくため、「軽井沢病院新改革プラン」を策定し、前回の改革プランの柱である 「経営効率化」「再編・ネットワーク化」「経営形態の見直し」に「地域医療構想を踏まえた役割の明確化」の視点を加え、新たなプランを策定しました。