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院長挨拶

更新日:2024年05月01日

病院長よりご挨拶

院長

 2024年5月より院長を拝命しました。軽井沢病院には2012年4月に赴任して以来、消化器外科・一般外科医として尽力して参りましたが、この度、経営・運営の責任者となり大変身の引き締まる思いであります。

 軽井沢町は、明治時代に軽井沢を訪れたA.C.ショー氏が、美しく清澄な自然と冷涼な気候を「屋根のない病院」と称され、現在では地元の住民だけでなく多くの長期滞在者が居住し、多くの旅行者が国内外から訪れる町となっています。当院は町内唯一の病床を有する公立医療機関であり、昭和29年の開設以来皆様のご支援により地域医療を継続して参りました。

 しかし他市町村には例を見ない多彩な人口構成や人口変動に加え、限られた設備、職員数の中で患者様全員の医療ニーズに十分に添えない現状に対し、もどかしさを感じております。今後は国の方針でもあります「医療の役割分担」の明確化を推進し、地域医療機関との連携を強化します。さらに患者様満足度の向上のため、院内アメニティーの改善・充実、さらにホスピタリティの向上にも取り組んで参ります。

 私の座右の銘に「天の時、地の利、人の和」という孟子の言葉があり、「人の和=信頼関係」が最も大切であると言われています。院内の和、患者様との和を大切にし、地の利を生かしながら病院理念である「心あたたかい良質な医療提供」の実現と「町づくり」施策への貢献に努め、地域に開かれた住民の皆様に信頼される病院を目指して職員一同尽力して参ります。

 今後とも皆様のご理解、ご支援とご協力をお願いいたします。

2024年5月1日

軽井沢町国民健康保険軽井沢病院

病院長  中村  二郎

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